コラム

グルメな取引先にイイねと言われる接待会場の選び方とは?

接待でお店を利用することが増えてくる季節になりました。新人さんや将来有望とみなされる社員さんにとってはあわただしい時期がそろそろ過ぎ、接待を任されるようなことが出てきたのではないでしょうか。
大切な取引先やお客さんをもてなす接待を任されるというのは緊張することですが、同時にチャンスでもあります。お店選びやセッティングについてまとめてみました。

接待を任された人の心がけ、気を付けること

接待という言葉に後ろ向きになっていませんか?

「接待」という言葉からどんなイメージを連想するでしょうか?若い人からは「失敗するのが怖くて緊張する」「ただただ卑屈でいるイメージがある」とマイナスイメージを持っている人も少なくないようです。
本来リラックスして過ごすはずの飲食店で逆に緊張して過ごさなければならない、というギャップも、マイナスイメージを持たれる原因なのかもしれません。しかしそういうイメージは多くは考えすぎのケースもあり、任された人が接待で得られると思われるものも多くあります。

接待で得られるものも大きい

心を込めた接待の成功で得られるものとしては、もちろん接待相手との良好な人間関係です。会社だけでなく切り盛りしている自分個人にも後日大きいメリットが得られることも多いのですが、それ以外の点にも注目したいところです。

人生経験や仕事に役立つ情報が得られることが多いということ、また「相手の立場に立ってセッティングやマナー、切り盛りをする」という体験から社会人として成長につながる、新鮮な経験値を得ることができるといえます。接待という言葉の持つ古臭くてマイナスのイメージ(?)とは裏腹に、前向きに相手の男性、女性、特にグルメな相手の立場に立って接待を成功させていくことは人間関係。個人の成長ともに大きい飛躍のきっかけを得るチャンスといえるでしょう。
これは結納や顔合わせ、また法事やデートなどで同じように設定をしていく場合にも言えます。「相手に喜んでもらうことを楽しむ」という姿勢から得られるものは思った以上に大きいものです。

相手の立場に立って、新鮮さや非日常を演出したい

それでは接待の会場選びや設定で一番大切なポイントは何なのでしょうか?
それは相手の好みや気持ちなど、相手の立場に立ってどのようなお店であれば喜びそうなのか、ある意味自分も楽しみながら短い時間でも深く考えて決めていくことだと思います。
理想の接待とは相手の好みや安心感も反映しつつ、ちょっとした非日常を体験したり新鮮さを味わえるような演出をしていくことなのかもしれません。その意味では相手になったつもりで自分もワクワクしそうな意外性のあるお店を接待場所として選ぶ、という切り口が大切です。

接待に向いたお店の条件とは?

それではどのようなお店が接待に向いているといえるのでしょうか? 相手の好み(洋食・和食・創作料理など)をもちろん基本にしつつ、ある程度の話題性や格式、または安心感のあるお店が理想といえます。

設定する相手の好みや、都合に合わせるのが基本です

接待の目的は自分ではなく相手に喜んでもらうことなので、まずは好みを聞いて知ることが基本です。特にグルメな接待相手の場合は和食・洋食などのジャンルはもちろん、たとえば肉料理・魚料理など食材の好みの傾向を知るのがベストでしょう。
また好みだけではなく都合も大切です。例えば仕事でお付き合いのあるお得意様ならむこうの会社からどれほど時間がかかるのか、また夜の設定であれば帰宅に便利な、アクセスのいい場所であることも大切です。そう言ったことを意識しながら、お店を絞り込んでいきましょう。

どんなお店が接待に向いているのか?

上記のような基本的な条件を満たしたうえで、お店自体で話題づくりがしやすいことと、お土産が充実していることの2つが備わっていればさらにベストなお店だといえます。ちょっとした非日常の味わえる料理を提供するお店であったり、個室のように日頃味わえない雰囲気を味わえるようなお店もいいでしょう。それだけでも当日の会話の流れや雰囲気づくりに大きな後押しができるものです。

また喜んでもらうためのサプライズとして「手土産」を提供できるお店であることも意外にポイントが高いです。接待のプロに言わせると「手土産は欠かせない」という人も多く、本人だけでなく自宅で待っている家族のみなさんにもサプライズと心配りをお届けする…そのくらいの意気込みと気配りがあるといいかもしれません。

事前に食事をしたり、お店のことを知っておくと余裕が出ます。

お店の候補がほぼ決まったら、事前に行ってみて自分で食事をして見ることがとても大切です。当日現地までの道案内をしたり、ちょっとした紹介をしながら余裕をもって流れを進めていくことができます。
またお店のスタッフさんに接待の事情や好みを事前にお話しして、協力してもらうこともできるかもしれません。もちろん味見などの意味もあるのですが、お店によっては下見をしないと本番で食べ方で戸惑う等、あわててしまうこともあるかもしれません。

予行練習ではないのですが、お迎えからの見送りまでのおよそのイメージを固めたり会計の方法やタイミングを考えたり等、余裕をもって望むことが成功の秘訣といえます。

赤坂譚亭はなぜ、多くの方の接待に利用されているのか

非日常と親しみやすさが融合した、新鮮なコンセプトのメニュー

赤坂譚亭は琉球(沖縄)料理を、お部屋の設えや器も含めて感じていただけるこだわりのお店です。そしてその沖縄料理を内地(ヤマト)の人たちの親しみやすい懐石料理として提供できるよう「沖縄懐石」という新しいコンセプトで提供し、多くの方に喜ばれています。

琉球料理という非日常と、親しみやすい安心感のある懐石料理との融合…それこそ赤坂譚亭の「沖縄懐石」の持ち味なのです。そう言った新鮮さと話題性から、譚亭は多くのグルメの方の接待や顔合わせ・法事・デートなどにも日々ご利用いただいています。また完全個室でくつろぎやすい掘りごたつ式のプライベート空間をご用意していることも多くの方にご利用いただいている理由です。

ミシュランにも選ばれた話題性と実績のお店

こうした話題性と、多くの接待・ご商談を成功させていただいたことで口コミ等で多くのご評判をいただき、ミシュランガイドでも2012年から17年まで7年連続で星を頂戴し続けています。グルメな方の接待にも喜んでいただける格式やメニューの幅広さを備えていることももちろんですが、日々多くの方の接待や商談で利用いただいる実績があり、スタッフ一同もこうしたおもてなしの流れを心得ていていろいろなニーズにお応えできるということも大きなポイントです。

ご家族にも喜ばれる、充実したお土産で気配りも伝わる

赤坂潭亭では沖縄を感じることができるお菓子ちんすこうや潭亭オリジナル田芋チーズケーキのお土産をご用意しています。グルメな方でも印象に残る一流の接待ではお土産も欠かせません。お家で待っているご家族へも気配りと、サプライズをお届けする…そう言ったお土産を赤坂譚亭では用意しています。

いかがでしたか? 接待や商談ではもちろん相手に喜んでもらうのが一番大切ですので自分が羽目を外してしまったり、独りよがりでことを進めてしまうのはいけないことです。しかし「相手の立場に立って、喜んでもらうことを楽しむ」という心構えでお店を選んだり準備をすることはとても大切で、きっと多くのものをもたらしてくれるはずです。接待も多いこの季節、いいお店を見つけてそのお店と二人三脚で接待という「非日常の経験」を楽しんでいきましょう!